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肝臓の働きが弱まりやすい春の過ごし方
季節の変わり目に限らず、今年はとにかく寒暖の差が激しいので、
「なんとなくだるい」「情緒不安定」などの症状が続いている方も多いかもしれません
春は「陰陽五行」では、「肝」にあたり、
肝臓が弱りやすいといわれています
肝臓が弱るとどんな症状が出るのでしょう?
まず、肝臓の働きを簡単にご説明すると、
食べたものから体に必要なものをつくる
↓
つくりだした栄養素を貯蔵しておく
↓
身体にとって害になる物質の取り締まり
↓
それらの害を退社分解し無害化する
その他にも、
脂肪の消化や吸収を助ける胆汁を生成したり
免疫細胞のコントロール など、
身体にとって非常に大切な「要」の役割を果たしています
肝臓にはたくさんの酵素があり、その酵素が化学反応を起こして
上記のような働きをしています
春は、代謝の落ちた冬の間にため込んだ栄養や毒素を
懸命に代謝したり、解毒したりと肝臓はフル回転・・
「疲労」している状態です
◆肝臓が弱ってしまうと・・・
・ぼーっとしてしまう
・眠くなる
・なんとなく体がだるい
・アレルギー症状を起こしやすくなる
など、誰もが身に覚えのある「春」にありがちな症状があらわれます
また、東洋医学では
もともと高ぶりやすい「肝」の気が高ぶりやすいといわれています
◆症状としては
・イライラしやすい
・情緒酢安定になりやすい
・眠れない
・血圧が高くなる
・目の充血や頭痛がおこりやすい
・自律神経のバランスを崩しやすい
さらにホルモンバランスを崩しやすくなるので
女性は
・生理不順を起こしやすくなる
といわれています
◆弱っている肝臓を助けるには・・・
①酵素を補う食品を摂る
大根・山芋・ねぎなどを、酵素は熱に弱いので「生」で摂る
②解毒を促したり殺菌力のある食品を摂る
解毒を促すアスパラガス・人参・アボガド・トマト・にんにく・ブロッコリー
りんご・ほうれん草など
殺菌力があるのは、からし・しょうが・わさびなど、少量でOK
③ミネラルを摂る
体内にある3000とも5000ともいわれる酵素が働けるようになるには
「ミネラル」の存在が必要不可欠です
その酵素は、それぞれの働きをこなすのに、必要とするミネラルが異なります
そして、これらの食品は「陰性」の食品が多いので、身体を冷やしやすくなりますので
冷え体質の方はもちろん、陰性体質になりがちな生活習慣を送る現代人は、
『身体を温めること』も大切です
おすすめなのが「足浴」です
洗面器にくるぶしまで足がつかるようにお湯を張り、足を5~10分
ここちよく温めましょう!!
完全予約制・女性専用プライベート対応の整体サロンSOLAIでは、
しっかりとしたカウンセリングを行い、内臓の働きを高めたり
自律神経を整えたり、不調の原因につながる全身のバランスを施術していきます
それぞれの体質に合わせたセルフケアやアドバイスなども行い
不調の根本改善を目指していきます