私が『整体』にかける想い
SOLAIのホームページをご覧いただきありがとうございます
私がこの仕事に就いたきっかけは、
家族の闘病と看病、介護が切り離せません
糖尿病であり、睡眠薬も常用していた私の母は、
60歳で仕事を辞めてから、体の不調が著しくなり、
兄が結婚して家を出ると、
持病のメニエル病が続くようになり、
床に伏せていることが多くなりました
最初は原因も分からず、数々の診療科を回りましたが、
徐々に体の自由は奪われていき、
診断がついた時には、歩くこともままならず、
車椅子で移動をしていました
診断名は「うつ病」でした
このことは、私の中で、心と体が大きく関係している
と感じた大きなきっかけになりました
もともと、少しの不調でも薬に依存していた母、
「こうならないと」と思い込んだら、家族を巻き込んでも
「すぐにそうならないと許せない」タイプでした
私も子供の頃は、風邪薬は予防で飲まされていたので、
とても体が弱かったのです
うつ病と診断されて、
毎日毎日、これで生きていると言えるのか??…
人ってここまで変われるの??というくらい
心はそこになく、、、
食べること、寝ることだけに本能が反応する母…
母に合った抗うつ薬の飲み合わせが見つかって、
憑き物が落ちていくように、
少しずつ回復の兆しが見えてくるまでは、
本当に長い道のりでした
その時は父も脳梗塞で入退院の繰り返しでしたので、
苦悩の日々を送っておりました
そんな母に対して試行錯誤しながら、私が感じたことは、
「根本的な思いグセ」から見直してもらうことでした
マイナス思考に陥りがちなマインドを、
無理矢理にではなく、
普通にプラスに前向きに置き換えて、
何度も何度も母と向き合ってきました
ですが、その後、母は大腸ガンを患います
初期のもので、先生には手術だけで大丈夫と言われましたが、
心の揺れは大きく、
その後 うつ状態もまた悪化 しました
徐々に気質が穏やかになって
心も安定してきていた母でしたが、
3年後、眼科の検診でまた腫瘍が発見されました
ガンが目に転移していると言われました
細かながん細胞が身体中に転移している状態でした
進行は遅いと言われましたが、
目は…徐々に視野が狭くなり、
目が良いだけが取り柄と言って笑っていた母だったのに、
視力も0、1まで下がっていきました
わずかに視力のある時に行った手術は、
日本に例がないといわれた大変珍しいケースで、
二度目の手術で完全に視力をなくしました
ガン細胞の種類が稀なのに加えて、
それが目に転移した例がなかったそうなのです
もともとは良性のガンといわれるカルチノイド、
評論家の金子哲夫さんも若くして命を落とされた難病でした
結局は糖尿病からの合併症も次々と引き起こして亡くなった母、
心身ともに健康だったなら
母はまだ元気にしているであろう年齢です
ご縁のある方には同じような思いをしてほしくありません
今なら、この病気の数々と生活習慣や性格などの因果関係も
わかるようになりました
医師でもない私ですが、
未病と呼ばれるさまざまな症状の方々を健康体に導き
そして、病院でも治療の余地がない方にも
「補完療法」として、整体を確立していけたら…
私の起こす行動が何らかの良い結果を招くことを、願ってやみません
これからも、
病気を引き起こさないための健康な身体づくりへの貢献、
そして、
病気のご家族を看病されている方々へのケアに
力を注いで参りたいと思います
皆さま、お一人お一人の人生、人それぞれ、いろいろなことがあって、
「今」にたどり着いていると思います
こうして、何かのきっかけで、このHPにたどり着いてくださったことも
様々なタイミングで、何かのご縁を感じてしまいます
私が今、紆余曲折ありながらも
自分のやりたいこと、好きなことを
仕事としてできるようになれたように、
皆さまの内なる本当の自分が、
一度きりの人生、後悔のないよう
ワクワクするような生き方を
望んでいらっしゃるのなら、
私の持てる限りを尽くして参ります
「ゆとり」を持つことの大切さ
~誰かのために働いて、介護や育児、家事や看病、
陰で支え続ける貴女にだって主役になれる癒しの時を~
